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当学会は「性とこころ」に関連する諸問題への対策や発展を目指す学術団体です。

大会長よりご挨拶GREETING


大会長 刀根洋子
(和洋女子大学) 

2017年6月17 (土)に、第9回「性とこころ」関連問題学会をホテルメトロポリタン(池袋)において開催することになりました。性とこころの問題に関心をお持ちの多くの方のご参加をお待ちしています。本学会は、設立当初より、性の歴史と社会と文化、性と依存性、ジエンダーとライフサイクルそして性と医学といったセクシュアリティに関連する幅広いテーマを扱ってきました。第9回となります今学会のテーマは、「セクシュアリティの記憶―過去から未来へ 」と致しました。
近年、私達の社会はかってないほどの変化を受け入れてきました。政治経済、文化・制度、科学、精神心理、多様なセクシュアリティはそれぞれに関連しながら私たちの社会の歴史に刻まれていきます。私は、母子保健看護学を専門としており、母性とは何か、母性の発達はどのようになされていくのか、マザーリング、ファザーリングそして現代家族の在り方について考えてきました。セクシュアリティと深く結びついたそれらの課題が女性の歴史の中でどのように扱われてきたのか、ジエンダーの視点で考えてみたいと思います。女性のセクシュアリティを介して、個人と社会の関係について記憶を辿り歴史との対話ができたらと思います。いつの時代にもunと une(男と女)のドラマがあり、情熱に支えられた人々の生を想い、多彩な演者を迎えて、過去から未来への希望を皆様と一緒に考えてみたいと思います。薄暑の一日皆様とお会いするのを楽しみにしています。

          

バナースペース

日本「性とこころ」関連問題学会
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